お飲み物は?と聞かれて、ビールお願いしますと言うと、サントリー、アサヒ
サッポロのどれにしますか?との選択肢。
サントリーをお願いすると、プレミアムモルツなんですね。
普段、リーズナブルなLCC利用なので当然、ビールなんて出てきませんから
それだけでメジャーエアラインは違うなぁ~と思いました。
窓の外はスカイブルー♬なんて歌がありましたが、高度が高いからかちょっと
紺色が強いグラデーションの空でした。
ナビケーションシステムでは南西方向に向かって、対地速度908キロ、高度
は10972mで飛行しているのが確認できます。
ジェット気流に対して向かい風の状態ですが、かなり速く飛んでいました。
滑走路が混雑して離陸が遅れたのも理由の一つかもしれません。
離陸後、4時間が経ってフィリピン上空を超えて残り二時間半ほどです。
窓の外の雲が熱帯の雲になってきました。日差しも眩しい夏の空です。
高度が下がってくると曇り空。
眼下には大都会のシンガポールではなく、開発途上の自然の緑が広がります。
シンガポールでも少子化が問題になっていますが、人口密度は日本以上なので
緑の大地を開拓して新たな街を作る工事が進められています。
タンカーが海上のパイプラインを通して石油を搬送中です。
水も石油もというか、ほとんど資源のないシンガポールは基本的には中立国の
立場を選択して国家間の揉め事には関与しないことが多いですよね。
隣国に喧嘩腰でなければ話の出来ない外務大臣とか経産大臣がふんぞり返って
外交など全くできていない国がありますが、あんな役立たずがもしもこの国で
閣僚なんかになったらシンガポールは確実に兵糧攻めで潰されるでしょうね。
逆に言えばシンガポールの政治家、外交官、経営者は有能なんですよね。
国債の信用格付けでもドイツやスイス、スカンジナビア三国と並んでAAAの
1位になるのも当然だと思います。(国としての信用が違いますから)
政治家もメディアも隣国を口汚く罵るヘイト国家は韓国、中国よりも信用度が
低いわけですが、国家としての品格、政治家のレベル、経済団体の癒着ぶりを
第三者が見れば信用が下がるのは当たり前だと気付けないところが、信用低下
の最大の理由だと思いますが、飛行機に何時間も乗っていると暇なので唐突に
そんなことを考えてしまいます。
シンガポールの経済面での発展はとても優秀なんですが、海の表面にはいつも
油膜みたいな感じの浮遊物があって、人工的にはとてもきれいなシンガポール
ですが、自然環境はかなり悪いなというのは以前にも思いました。
クリーン&グリーンとは言うものの繁華街の路上と裏路地の路上では、吸い殻
などもあるので、やっぱり汚いところはあるんだよねと思います。
人間が住んでいるんですからそれが自然なんだと思いますけどね。
なーんて思っている間に、飛行時間6時間40分でチャンギ国際空港に着陸を
しまして、まずは特にトラブルもなくシンガポールに到着しました。
シンガポールにお出かけ・2
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