SSブログ

シンガポールにお出かけ・1 [トラベル]

10年以上前に行って以来、本当に久しぶりにシンガポールへ行きました。
以前に行った時と比べると出発する空港も、名古屋空港から中部国際空港へと
代わって航空会社の選択肢も随分と増えたような気がしたものの実際のところ
シンガポール航空の直行便以外は国内で乗り換える日本航空か全日空、または
海外で乗り換える中華航空やキャセイパシフィック航空という感じで空港自体
は家から遠くなりましたが利便性はそんなに大きな違いはありません。

centrea_int_spot.jpg

シンガポール航空は一回乗った時に評判に聞くほどのエクセレントなサービス
という感じではなく(エコノミーに乗っている客は特に大切にされるわけでも
ないということらしい)CAも冷たい印象だったので、もう乗らなくていいや
と結論付けて、シンガポール航空以外の航空会社を検討しました。


中部国際空港はともかく成田空港や関西空港からはシンガポール航空系LCC
のスクートとか、マレーシアに拠点のあるLCCのエアアジアなどの航空会社
が乗り入れていますが、座席指定とか機内食、預託荷物などが別料金ですから
それらの料金を払った上に関西空港や成田空港まで行っていたら、結局は余計
にお金がかかるということになるので、真面目に計算するまでもなく日本航空
の方が料金は安く、事前座席指定も機内食も機内ビデオも揃っているじゃない
ということで、あまり考えることもなく日本航空を選択しました。

中部国際空港から羽田空港へと飛んで、羽田空港からシンガポールへ乗り継ぐ
と合計で11時間(待ち合わせ時間も含む)の長旅になりますが、飛行機での
移動自体が好きなので、特に気にはなりません。

そして当日、家の最寄り駅から名鉄電車で約一時間かかりますから、羽田行き
に間に合わせるためには6時の電車に乗らなければということで、5時起きで
駅へと歩き、電車での移動からシンガポールへの道のりは始まりました。

羽田空港に着いて、吉野家の牛丼で朝ご飯を済ませて出国審査を無事通過。
とりあえず犯罪行為には手を染めていないので、特になにも言われることなく
通過して約一時間ほどで搭乗時間です。

機体はB-777-200ER(JA708J)国際線用の長距離タイプの機材で
2004年6月の登録ですから、日本航空の機材の中では古い方ですが、この
タイプの機材は「SKY SUITE 777」仕様になっているので、足元スペースが
ちょっと広めの「SKY WIDER」ということで、ちょっと楽な感じでしたね。

シートの横配列も3-3-3ではなく、3-4-2になっているので真ん中に
挟まれる確率が減ります。(4列の中の2列よりも、3列の1列の方が圧迫感
を感じることはありませんか?それが少なくなるのは良いと思います)
というようなマニアックな話をしていても仕方ないので先に進めます。

sin_journey-19-1.jpg
ちょっと不思議な雲の空を見上げながら、滑走路に向かいます。

sin_journey-19-2.jpg

あちらに見えますのは、同じくB-777-200型。
これからエアバスA350-900の導入が進んでいくと、B-777の引退が
進んでいくでしょうから、あと数年でB-777は見られなくなるかもです。

離陸した機体は海に沿うような感じで、南西へと向かい三浦半島を横切ったら
富士山が見えてきました。地上から見ると今一つわかりにくいのですが上から
見ると大沢崩れって、かなりの規模で富士山に大穴が開いているのですね。

sin_journey-19-3.jpg

sin_journey-19-4.jpg

sin_journey-19-5.jpg

sin_journey-19-6.jpg
この写真が再接近で、この後は後方へと姿を消しました。

昭和40年代には富士山の上空を遊覧飛行しようとしたBOAC(現在の英国
航空)の飛行機が乱気流によって空中分解して墜落する事故があったため現在
は低い高度で富士山に近寄ることはあり得ません。それでも十分に富士山の姿
は見ることが出来ましたから、墜落した時はかなり近かったんでしょう。

私が幼稚園の頃の事故ですが、当時は飛行機の墜落事故は多かったので子供の
記憶でも残っているものだなと自分に感心しました。

sin_journey-19-7.jpg

富士山を過ぎて、飛行機の下に雲海が広がり始めた頃、昼食が配られました。
ここまでで、たいして話は進んでいませんが、ひとまず今回はここまでです。


nice!(53)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 53

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved