高度成長期からバブルの時代まで給与取得労働者=会社員は就業している会社
が倒産でもしない限りは、少なくとも終身雇用制という慣例に守られ、大きな
ミスをしなければ解雇されるようなこともなく家族を養って、趣味を楽しんで
定年まで多少嫌なことがあっても会社勤めをしていれば安泰でした。



ところが企業がアメリカ式の業績給や能力主義などを採用し始めてからは日々
スキルアップに努力し、休日は能力の向上に努め、異業種関係者と交流をして
情報を収集し、英語や中国語の研鑽に励んで会社が望むスキルを身に付けない
と出世コースから外れるどころか、退職勧奨の対象になるということになって
しまったため気の休まる時がないと感じる人が急増している実情があります。