あるアンケートで、勝負下着の色について聞いたところ、最も多かった意見は
ピンク、それに続いて黒、白という結果になったようですが、別の媒体が主催
したアンケートでは白は小さな汚れが目立つので勝負下着としては不適切だと
考えている女性が多い、という結果になっていたので、アンケートの対象など
いろろいな要因によって差が付いているのかも知れません。
アンケートの回答者の中には、勝負日には「何もつけない」という大胆な意見
もちらほら見受けられたということになっていますが、こちらの話もノーパン
だといろいろな面で気になるからそれはない、という女性の意見を直接聞いた
ことがあるのでウケ狙いかというか人目を引くための嘘のように思います。
当事者から直接聞いた意見では、実際に会う直前になってから一番好きな下着
に履き替えてから会うとか、一緒に過ごしていよいよだと感じた時にトイレで
履き替えるという話を聞いていますから、多くの女性はデートの日には複数の
下着を持ち歩いているものと思います。(あくまで推定です)
昔と違って、最近は中国などでもランジェリーのファッションショーが普通に
開催されるようになっていてファッション関係のニュースでよく見かけますが
そのような時に、ほぼ間違いなく数点は登場するのがTバックの下着で、この
タイプの下着を勝負下着として履いてきて欲しい、と希望する男性は割と多め
のような気がします。(実際に話を聞いた感触からそう思います。)
あの国民的幼稚園児の「クレヨンしんちゃん」が大好きなモノの一つだという
設定なので、現役の幼稚園児でも知っているセクシー下着として独特の地位を
築いているパンティとも言えますが、欧米ではフェミニンなスカートを履く時
以外のパンツスーツやジーンズの時には、下着の線が見えないのでTバックの
パンティを履く女性が多いと言われています。
クレヨンしんちゃんに登場したティーバック男爵
ところがTバックのパンティを日常的に使用していると、膀胱炎や膣炎などの
下半身の病気になるリスクが高いという報告が、アメリカの医学系雑誌に掲載
されたことがあり、その内容を読む限りではもっともだなと感じました。
お尻の割れ目に挟まれた股布の部分が、肛門と擦れることで雑菌が付着し肛門
と位置が近い膣口や尿道口まで雑菌が移動(もちろん雑菌が歩くわけではなく
布が触れる部分に付くわけです)して侵入することにより、下半身の各部位に
炎症を引き起こすというのが、Tバックを常用すると危険とされている理由で
特に夏の暑い時期のように、汗をかいて下着の素材が湿った状態だと菌が繁殖
するのに好都合なためにリスクはさらに高まるということになります。
セクシーな姿態を刺激的に演出することが出来るので、勝負下着としては最適
かも知れませんが、長時間履けば肛門や女性器周辺に布地が擦り続けられると
いうことになることから、出来る限り必要とする時間帯だけ一般的な下着から
履き替えるという方法がベストの使用方法だということになります。
お尻の谷間に食い込んで痛いとか、歩く時に股間に食い込んで痛いという話は
聞いたこともありますから、あまり無理しないようにして欲しいものですね。
なんてことを思う反面、普段はTバックなんて履かないのに、デートの時には
あえて履いてきてくれるような女心に男は弱いんだろうなと思いますが、実は
その辺りまで計算しているのが女性だという見方もあって、勝負下着とは打算
と駆け引きも含まれた心理的な勝負に臨む下着のことかも知れません。