月日の経つのは早いものだと、年齢を重ねるにつれて益々そういう感じを
強く受けるようになってきていますが、今から38年も前の12月8日に
ジョン・レノンが射殺されたことは、ほんの数年前の出来事のように鮮明
に覚えています。



ニュースで見て、新聞で読んでニューヨークは怖いところだと、以前から
聞いてはいたものの愛と平和をテーマに作品を作り、決して過激な言葉で
メッセージを発するようなこともないのに、世界の音楽界に大きな影響を
与えた詩人が警備員の常駐する自宅の前で射殺されるなんてことは、誰も
想像すらしていなかったのではないかと思います。