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日馬富士を引退させた貴ノ岩の行状 [相撲関連]

昨年10月の秋巡業時に横綱・日馬富士から殴打されたことを理由に休場
師匠の貴乃花親方の意味不明な行動によってプライベートな揉め事だった
暴力事件は大きな問題になり、日馬富士は一方的にほとんど弁明の機会が
ないまま引退が決まり、貴乃花親方は不可思議な言動により理事から降格
日本相撲協会には残ったものの完全な異端児扱いになりました。

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さらにその後で貴ノ岩は日馬富士に対して慰謝料として数千万円(金額は
非公開のため正確な金額は不明)を損害賠償とする訴訟を行うことを表明
しましたが、祖国のモンゴルで元横綱の朝青龍をはじめとする相撲経験者
や一般国民から元横綱である日馬富士に対して事件の真相を明確にせずに
慰謝料を請求する貴ノ岩に対する批判の声が大きくなったために賠償請求
裁判は取り下げるという不可解な行動を続けたのが貴ノ岩でした。


そして師匠の貴乃花親方は日本相撲教会での理事からの降格に対する不満
や相撲部屋は必ずどこかの一門に属さなければならないという相撲協会の
前近代的(真剣勝負であるのなら各部屋が完全に独立して同部屋対決でも
行われるべきですが、そのようにしないから八百長疑惑は消えません)な
ルール化が決まりましたが、親方たちの嫌がらせ(三役の経験もない低い
レベルの親方などそもそも必要ないでしょう)により貴乃花部屋はどこの
一門にも受け入れられず、貴乃花は親方を廃業し、貴乃花部屋は解散して
貴ノ岩は千賀ノ浦部屋に移籍しての九州場所でした。

貴乃花は親方廃業後には離婚も発表して「卒婚」なんて意味不明の報道も
されていましたが、弟子の躾もままならず、家庭内でも相互に相手を理解
出来ていなかったということで、力士としては天性のものがあったのかも
知れませんが指導者としてはダメだったということになります。

貴乃花はともかくとして、九州場所後の巡業時に、付け人を平手と素手で
殴った貴ノ岩の行動が現時点では問題になっているわけですが、日馬富士
との一件で「心に傷を受けたので土俵で闘うに赴く精神状態を保てない」
みたいな殊勝なことを言っていた本人が、若手の付け人の「忘れ物をした
と言い訳をしたため」という取るに足らない理由で殴打をしたことは何の
言い訳をしても減刑に相当する理由にはなりえません。

ビール瓶で殴ろうが、素手で殴ろうが暴力行為は日本の法律によって違法
な行為なのですから日馬富士と同じく諭旨解雇させるのが筋でしょう。

貴ノ岩が日馬富士に殴られた一件でも、実はその布石を打ったのは貴ノ岩
であまりにも度し難い言行があったために日馬富士の逆鱗に触れて制裁を
下されたというのが事件当初の見方でしたが、その流れが真実だったこと
が今回の事件によって証明されたような気がします。

そもそも入門時から精神修養させなかった貴乃花親方が悪いのか、自分の
痛みを忘れて後輩に逆切れする貴ノ岩が資質に欠けているからダメなのか
という問題ではないものの世間の貴ノ岩に対する見方は冷たいでしょう。

相撲協会の理事会で解雇と決まるまでに引退しておくべきだと思います。


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