実際に各空港の売れ筋商品をリサーチしたわけではありませんが、自分の
周囲の人々が実際に買うものとか、買っているのを見たとかの口コミ情報
と薬局に貼ってあった売上ランキング(売れている商品のPOP)の内容
も書きますので、実態に近いのではないかと思います。
一番購買頻度が高いのは正露丸などのお腹の薬でストッパなどの下痢止め
と並んで食べすぎ・飲みすぎを対象とした消化薬も需要が高いようです。
ただ、下痢になった場合は原因となるモノをなるべく早く体外に出す方が
治るのも早いと多くの医者も言いますからね、海外で下痢になった場合も
ホテルのクリニックで診察を受けて下痢止めを飲むのか、様子を見るのか
の判断を仰いだ方が後の行程の不安は軽くなると思います。
また、ストレス性の下痢とかの場合もあるので、あまり強烈な下痢止めを
飲むと今度は便秘になって困るということもありえますから、常備薬以外
は持って歩かない方が良いと個人的には思っています。
薬以外では便座シートとか抗菌スプレーなども売れ筋のようで、特に中国
とか東南アジアの方に行く人が購買層の中心のようですが、これらの国は
便座自体がないというトイレも実在しますから、完全に座らずに中腰でも
用足しが出来るという脚力も必要だと思います。
後、コンドーム(2個とか3個の少量パック)も隠れた人気商品だそうで
特に目的があるというわけではないけれど、もしかしたらアバンチュール
の機会があるかも知れない…やはり日本製のコンドームは世界最高の品質
だから後悔をしないためには持っておくべきだという感覚みたいです。
確かに、何があるのかわからないのが海外旅行ですし、いろいろな願望が
実現しそうな予感がするのも海外旅行の楽しみの一つかも知れませんから
持っておいた方が安心できるかも、という心理が働くのでしょう。
オリンピックや国際的なスポーツ大会の選手村でもコンドームは基本的に
無料で各国の選手達が希望する数量は確実に配布されるという話ですから
異国の人同志がコミュニケーションの一つの手段として有効であるという
事実もあるのかも知れません。
というようなことで、空港の薬局を見ると海外旅行客の不安や潜在的願望
も透けて見えるものですね、ということが言いたかったわけです。
空港の薬局での売れ筋商品
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