7月20日は土用の丑の日ということで、ウナギを扱う生産者にとっては
年に数度(最近は春の土用とか冬の土用とかなんでもありですからね)の
ビッグビジネスのチャンスということになりますが、国産ウナギの養殖を
行っている生産者にとっては、ウナギが売れない傾向が数年前から進んで
きていて存続の危機になっているようです。



生産量はシラスウナギ(ウナギの稚魚)の漁獲量がそのまま反映するので
昨年と比べて四分の一という減少で、需要が供給を大きく上回り出荷量が
不足する事態が予想されていましたが、国産ウナギの価格の高騰ぶりから
ウナギの蒲焼を焼く老舗の専門店から外食産業まで外国産ウナギを主原料
にするようになっているために国産ウナギが売れないのが実際のところで
宮崎県の養鰻業者は廃業の危機にさらされているみたいです。