一般論で精液を増やすといわれている亜鉛とビール酵母。
この二つのサプリメントを摂っている男性は意外に多くて、私が話をした
ことのある知人以上友人未満の方々の中にも定期的に摂取しているという
人は何人かいましたので、日本全国のレベルで見たら結構な人数が、日々
精液を増やす目的でサプリメントを飲んでいるようです。
実際のところ精液の量が多くても精子の量が少なければ妊娠の確率は上昇
するわけではありませんし、相手の女性が最近あなたの精液の量が増えて
私の満足度が上がったわ、なんて意見を言ったなんて話は全く聞いたこと
がないので、あくまでも男性の自尊心、虚栄心を満足させているのが事実
なのではないかと思います。
で、本当に効果はあるのでしょうか？と再確認する意味でサプリメントに
ついて書かれた本を読んでみますと、ありゃまぁ？という内容だったので
その内容について、ちょっと書いてみようと思いました。
普通に生活をするのに必要な亜鉛の量は、なんとなんと一般的な食事でも
必要量に対する充足率が106％に相当するようで、お金を払って購入して
食事で摂る以上にサプリメントを飲む必要はないのです。
106％では現状維持にしかならないから、さらに大量の亜鉛を摂取すれば
精液の量が増えて女性に対してより多くの快感が与えられるかも知れない
というような考え方もあるかもしれませんが、亜鉛を必要以上に摂取した
場合、嘔吐や下痢の原因になるので意味がないみたいです。
さらに同様の効果があると言われているビール酵母も血圧を高めるという
効果があるみたいですからね、大量に精液を発射して効果を確認した途端
最高の快感と共に脳内出血なんて場合もあるので怖いです。
ビール酵母と言えば、エビオス錠が売れ筋なんですが特に消化不良などの
症状もないのに常用するのは止めておいた方が良いと思われます。
他にも、強壮剤とされているはずの高麗人参も効果を上げようとして過剰
に摂取した場合には、逆に性欲減退効果があるらしいですよ。
なんのために高いお金を出して調達しているのか、わからないですね。
ちなみに高麗人参は人の形に似ているほど効果があると言われています。
女性の冷え性などには効果があるらしいので、漢方医と相談の上で適切に
利用すれば健康に効果はあるみたいですね。
そもそも女性の体内に射精する機会はそんなにないと思いますから、単に
自己満足のためにお金を使って体調を崩していたら意味がありません。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し、昔からの言葉には重みがありますね。