相撲の師匠ってバカなの？

先場所、怪我のために休場した横綱・白鵬が弟弟子の石浦の結婚披露宴に
招待されていたものの師匠会（日本相撲協会という組織は内部に何とか会
という親睦組織なのか研修組織なのかわからない意味不明の組織が多すぎ
なんじゃないの？という疑問もあります）が、公式行事に出ない力士が、
私的なイベントに出席するのはまかりならんと決めたために、披露宴への
出席が叶わなくなるというバカげたことをしています。



白鵬が地方巡業に途中参加することが気に入らないということなんだろう
と思いますが、怪我をしているにも関わらず、無理に本場所に出て途中で
怪我を悪化させて休場せざるを得なくなった稀勢の里のことを忘れたの？
というか、またモンゴル人に対しての嫌がらせかよ？という感じが強くて
やはり日本相撲協会というのは根底に差別主義があるようです。

そもそも春日野広報部長なんて現役時代は関脇どまりの栃乃和歌です。
関脇にしかなれなかった相撲取りが横綱のプライベートに文句をつけると
いうことが不思議で仕方ないです。

以前から思いますが、相撲協会の幹部の相撲取りたちは中学・高校を卒業
してから相撲以外には酒を飲んでいるか寝ているかしかしていないような
人がほとんどであって、人事管理とか広報とか、そんなことを正式に業務
としてやったことのないような人達じゃないですか。

誤解されたら困りますが、学歴で差別とかそういう話じゃないですからね
事実として人事や営業、広報の仕事をしている人からすれば専門知識など
無いに等しいことは間違いありません。

そんな人たちが社会常識から考えても違和感のあるルールを勝手に作って
冠婚葬祭をプライベートなイベントと決め付けて、出席を妨害して師匠の
指導がなってないとか、聞いてる方が恥ずかしくなるような低レベルな話
をしているような公益団体は他にないでしょう。

白鵬の師匠の宮城野親方は元前頭の竹葉山ですから、たかが関脇上がりの
春日野親方でも強気に出れるのかも知れませんが、そもそも相撲協会の上
の監査機関でもない師匠会なんていう部屋持ち親方の集まりという権限も
なにもない人達が勝手にルールを作って、理事会に諮ることもなく公表し
師匠の指導云々という責任問題にしてしまったことは企業というか組織の
倫理としてダメなんだという意識と知識を持ってもらいたいと思います。

一般企業で置き換えたら、例えば労災で足を骨折している人は友人や親類
が結婚したり、急逝しても結婚式にも葬式にも行くことは許さないという
ことになるわけで、そんな時に披露宴に出席させようなんて上司はなにを
考えているんだ？と言っているようなもので社会人のプライベートな行動
に上司の許可が要るわけないだろう？という話なんですよね。

幕下の石浦にとっては、多分、一生に一回の結婚式になると思いますので
その披露宴に横綱が来てくれるなんてことは一生の記念になるはずです。

理事長が無粋なことを言うな、気持ち良く行かせてやれとか言わないのか
言えないのか知りませんが、相撲協会って本当に変な組織ですね。

最終的には、白鵬が休場予定だった明治神宮での土俵入りと４日の大相撲
ｂｅｙｏｎｄ２０２０場所（両国国技館）への出場を決めたことで協会と
折り合いをつけて披露宴には参加しましたが、相撲協会になにかしないと
披露宴にも出させてもらえないとか、やっぱり頭おかしいですよ。