去年のデビュー時にはJRA久しぶりの女性騎手ということでメディアの
取り上げ方も尋常ではありませんでしたが、今年はレース以外の日も取材
で追いかけられるようなこともなく、悪く言えばブームが去ってただの人
状態ですが、本人からすれば収入から好きなタイプなど、根掘り葉掘りの
質問攻めが無くなって、馬と向き合える時間が取れるようになって騎手と
しての環境は好転したのではないでしょうか。



JRAの競走馬は良血馬は一億円以上で購入されていますから、馬主さん
も勝算のない若手騎手、それもまだ実績の少ない女性騎手(女性騎手だと
騎乗依頼が少ないという事実は否めないでしょうね)に任せるのはリスク
が大きいですから、どうしても血統の良い馬には乗せてもらえないという
現実はあり、なかなか勝てないのもまた事実です。