シルベスター・スタローンが自ら脚本を書いて主演をした「ロッキー」の
監督をして、アカデミー監督賞を受賞したジョン・G・アビルドセン監督
が膵臓癌のために亡くなりました。



シルベスター・スタローンが脚本を書いてユナイト映画に持ち込んだ際に
映画会社側は、主演はロバート・デニーロで映画化する意向を伝えました
がスタローンは自分が主演であることが映画化の条件であることを主張し
企画は頓挫しかけたようですが、製作費を低く抑えることを条件に映画化
が決定し、低予算の映画でも丁寧な演出でサクセスストーリーの映像化を
得意とするジョン・G・アビルドセン監督が抜擢されたという話が残って
いますが、ロッキーが精肉工場で肉を殴るシーンやフィラデルフィア市内
を走るシーンなど、名シーンと言われる場面をたくさん残しました。