元所属事務所は「レプロエンタテイメント」のように収入を不当に抑える
という方向でのブラックではなかったものの、所属している芸能人は担当
マネージャー(堀北真希の所属事務所は社長以下、スタッフは全て女性)
と同居を強いられ、24時間監視付きという別の意味での奴隷状態になる
ということで、恋愛関係になることも禁止されるというか、デートをする
時間もないという状況にされるようです。
マネージャーとタレントが良好な関係になり、交際相手のところまで送迎
してくれるようになればともかく、そのように出来るタレントも全員では
なかったということで、いろいろな面で欲求不満の溜まる事務所だったと
いうことで、堀北真希が交際、結婚を発表した時点で芸能界引退、正確に
言えば所属事務所との関係終了を想定していたと推測されます。
そんなわけで一旦は事務所との契約終了=マネジメント契約終了によって
芸能界引退という表現が伝わったわけですが、夫の母親(義母)が社長を
務める夫の事務所がマネジメントをして、育児が一段落した頃には芸能界
に復帰という見方をしている芸能関係者は多いみたいですね。
ただ、ブランクが出来ることによって芸能界での居場所がなくなる懸念は
あるわけで、韓国の例で言えば日本でもヒットした「宮廷女官チャングム
の誓い」で人気女優になったイ・ヨンエの復帰作は周囲の期待を裏切って
一桁の視聴率になり、チャン・ドンゴンと結婚して芸能活動を休んでいた
コ・ソヨンの復帰作でもドラマの初回視聴率が3.9%と惨憺たる成績に
終わっていて、休業していた女優の復帰の難しさがわかります。
日本と韓国では事情が違うかといえば、弱肉強食のサバイバルゲーム状態
であることは同じなんで、堀北真希だから復帰すれば視聴率が取れるのは
間違いなしとは言い切れないと思います。
ということで、個人的には堀北真希の復帰はないと思います。
一年以内でファンの熱が冷めないうちならあるかも知れませんが、育児に
時間をかけたいというのは本音だと思うので、5年以上は芸能活動は休業
すると思うので、復帰のタイミングが難しいと思いますし、視聴率獲得の
ために必死になるということもないような気がするので、復帰はしないと
いう見方しか私には出来ません。
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