ボクシングのWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介選手が大阪で
同級7位のディエゴ・サンティリャン選手を相手にタイトル戦を行ない、
7R36秒でKO勝ちを収めて、8度目の防衛に成功しました。



相手のサンティリャン選手はデビュー以来、負けなしの23連勝中の選手
で試合の前には「疑問の余地のない勝利をつかむ」とKO勝ちを宣言して
いましたが、実際に試合が始まると2Rで鼻血を出し、6Rにはガードの
隙間からストレートを受けて一度目のダウン、7Rの開始早々にリングの
中央付近で左ストレートで二度目のダウンをして、レフェリーのカウント
の最中からすでに戦意喪失状態で、口ほどにもないという感じの完敗で、
試合が終わりました。

アナウンサーだけでなく各メディアが揃って「神の左」と書いていますが
別に神様が宿ったわけでもなく、山中選手の才能と努力の左ストレートな
わけですから、表現としては悪くはないと思いますが、あまり連呼すると
山中選手に対して失礼なんじゃないの?と個人的には思います。

なお、同日の前座試合で、辰吉丈一郎元WBCバンタム級チャンピオンの
次男の寿以輝(じゅいき)選手のデビュー戦が行われ、両親が見守る前で
2RでKO勝ちをして、次戦以降も順調に勝ち進んで欲しいものです。

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