カナダのお騒がせアイドル、ジャスティン・ビーバーが2013年に開催
されたアルゼンチン公演の際に、アルゼンチン国内で起こしたトラブルの
数々の中で、ビーバーに指示されたボディーガードが、現地カメラマンの
カメラと携帯電話を無理やり奪った件で告訴され、アルゼンチンの裁判所
から出頭命令が出ているにも関わらず、それに応じていないことから国際
刑事警察機構=インターポール(ICPO)に対して、国際逮捕手配書の
発行を要請したということです。

インターポールは逮捕状を発行することはしませんが、加盟する190の
国・地域から国際手配書を発行することは出来ることから、現住所のある
アメリカでも、出身国のカナダでも手配書によって逮捕されることになり
ICPO非加盟国に逃亡しない限りは拘束されることになります。

アルゼンチンでは、カメラマンの強奪事件以外にも高級娼婦を引き連れて
ホテルに入ろうとしてホテルから追い出されたり、ホテルの近くの建物の
壁に落書きをしたり、コンサートを途中で終わらせて来場者を怒らせたり
と勝手放題なことをして出国していますから、告訴しているカメラマンの
他にも請求書を持って待ち構えている人は相当数いるはずで、拘束されて
アルゼンチンに送られたら、命の危険があるかも知れません。



とはいえ自業自得ですからね、早く逮捕されてしまえば良いと思います。

警察組織のすべて (別冊宝島 2175)


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