今年、メジャーリーグのメッツでプレーして、フリーエージェント宣言を
した松坂大輔投手に対して、メッツからは「新チームでの成功を祈る」と
事実上の戦力外通告を受けたことで、メジャーリーグでのプレーに限界を
感じたのか、ソフトバンクホークスに入団の意思を伝え、日本球界に復帰
することがわかりました。

今シーズンの成績はメッツで34試合に登板して3勝3敗1セーブとなり
満足できる数字ではなかったことと松阪投手本人が希望する先発での登板
が9試合のみだったこともあり、先発として長く現役を続けることを希望
する松阪投手は先発で登板することが出来る球団を探していたようですが
先発投手不足になっているソフトバンクと思惑が一致したことと松阪投手
がWBCに出場した時に王監督だった繋がりもあり、ソフトバンク入りが
決まったようです。

西武ライオンズで8年間活躍し通算108勝で、メジャーリーグに移籍を
希望してボストン・レッドソックスに入団し、その後、インディアンスの
マイナーで一年間を経た後で、メッツとマイナー契約をして、メジャーに
昇格し、8年間で通算56勝を挙げ、日米通算は164勝。

ソフトバンクとは複数年契約が想定されていますから、通算200勝投手
になれる可能性はありますね。

メジャーリーグ最強のベストナイン (PHP新書)
小野俊哉


by G-Tools