30周年なんて書くと、量販店の開店セールみたいなイメージがあるので
違和感がありますが、フランスのフランソワ・トリュフォー監督が脳腫瘍
で亡くなって、今年で30年になりました。



暴力が嫌いだから戦争映画や西部劇は作りたくない、政治にも興味がない
だから恋愛映画しか作れないと、恋愛映画を作り続けることにこだわって
52歳の生涯を閉じるまで、ヌーヴェルヴァーグ作家の一人としてカンヌ
で監督賞を受賞した「大人は判ってくれない」や映画製作の裏側を描いた
「アメリカの夜」など多くの名作と言われる作品を残しました。