海外競馬で日本馬が急死 [競馬]
オーストラリアのメルボルンで行われた、競馬のGⅠメルボルンカップに
日本から出走していたアドマイヤラクティ(牡6歳)がレース直後に死亡
するという不幸な出来事がありました。
父ハーツクライ、母の父がエリシオという良血馬で10月18日には同じ
オーストラリアでコーフィールドカップというGⅠで優勝し、GⅠ連勝を
狙って参戦したメルボルンカップも、一番人気に推されレース中は二番手
で走っていたものの最終コーナーで急に失速して、22頭立ての22着で
ゴール後、明らかに体調が悪い状態で脱鞍所に戻る途中で倒れて獣医師の
診察を受けたものの助からなかったということです。
死亡原因は発表されていませんが、日本ダービーの際に競走中止になった
エキマエと同じく心房細動ではないかと思います。
日本とオーストラリアでは季節が全く逆の上、飛行機での移動なんて普通
の競馬ではありませんから、秋の日本から春のオーストラリアに約十時間
で到着してしまったことによるストレスは大きかったはずでしょう。
過去にはドバイワールドカップでホクトベガが死亡していますが、この時
はレース中の骨折による安楽死だったので避けようがなかったと思います
が、今回の場合は最終コーナーで問題が起きた時に、競争を止めることは
出来なかったのだろうか?ということは感じましたが、レース中に手応え
を感じなくなったので無理をさせなかったとジョッキーが言っているので
自分の意思で最後まで走ったということのようです。
ドバイやフランス、オーストラリアなど海外のGⅠは賞金も高いことから
参戦する競走馬が増えていますが、無事に帰ってこそですから、慎重にも
慎重を期しての参戦をお願いしたいです。
凱旋門賞に挑んだ日本の名馬たち 誰も書かなかった名勝負の舞台裏 平松 さとし by G-Tools |
2014-11-06 08:05
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