覚醒剤取締法違反や道路交通法違反(あて逃げ)などで逮捕歴7回となる
清水健太郎が都内で歌手復帰会見を行ないました。

一般企業に勤めていたら逮捕=懲戒解雇となり、その後は前歴が足かせに
なって、いわゆる普通の会社に入社することは非常に難しいのが当たり前
で、それが二度目の逮捕なんてことになったら、正社員の道は閉ざされて
日雇い的な仕事か、人目に触れない裏稼業みたいな仕事に就くしか無理と
いうのが一般的な世間という感じです。

もちろんそれが良いとは言いません。
逮捕されて刑務所に収監されて刑期を終えた以上、罪は償ったわけなので
本来であれば大企業とは言いませんが、一般企業が受け入れるべき話とは
思います…でも、前科者=会社の中で問題を起こすかも?と考えてしまう
というのも、これまたもっともな話なので難しい問題ではあります。

そんな難しいはずの職に就くということが、逮捕歴7回であっても簡単に
実現してしまうのですから、芸能人を一度やったら辞められないのも至極
当然の話だろうなと思います。

さらに執行猶予4年の判決を受けたASKAに対して「一番大事なものは
何か早く気付いてほしい。それは多分ファン。そして家族」とメッセージ
まで発信してしまう余裕まであるわけで、なんだかなぁという感じです。

「いま薬物が入り込む隙はない」と言っているようですが、私はまたやる
だろうな…と見ています。

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佐藤 有樹 山本 卓


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