子供の頃はそれなりに興味を持って、地元チームの中日ドラゴンズを応援
して、少年ドラゴンズ(当時のファンクラブみたいなものです)の会員に
なっていたこともありますが、興味の対象がいろいろと広がるにつれて、
選手の名前までは覚えられなくなっているのが実際のところです。

そんなわけで名前を聞いても顔が思い浮かばない選手が大半なのが正直な
ところなんですが、中日ドラゴンズに所属する三人のピッチャーが引退を
発表しました。(事実上は解雇ということでしょう)

三瀬幸司、小林正人、鈴木義広の3投手で、三瀬投手はダイエーに入団し
最優秀救援投手賞と新人王を獲得し、トレードでドラゴンズに入団し昨年
までの通算成績は316試合に登板して11勝13敗47セーブ、防御率
4・05の数字を残しての引退となり、小林・鈴木の両投手は中継ぎ登板
をこなしてきて記録として残る勝敗はありません。

優勝チームがほぼ確定しAクラスも固まって来るとBクラスのチームから
自由契約・任意引退選手が発表されるようになり、チームの中に秋の風が
吹き始めるわけですが、プロスポーツ選手ですから仕方ないですよね。

引退後はトラックドライバーや建設業などに転じる人が多いようで厳しい
第二の人生という感じですが、人生の一時期、メディアに動向が記された
というのは普通の会社員生活ではあり得ないことですから、それを誇りに
新たな道を進んでいただきたいと思います。

元阪神424人の今
別冊宝島編集部


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