私の地元、愛知県一宮市では7月の最終金曜日から日曜日までの三日間の
日程で、一宮七夕まつりというイベントが開催されます。

以前は「おりもの感謝祭」という副題?が付いていて、毛織物の街・一宮
を前面にアピールしていましたが、繊維産業の衰退と共に商店街も全国の
地方都市と同じくシャッター街となり、昔と比べたら寂しい感じです。

JRの尾張一宮駅、名鉄の名鉄一宮駅を起点にして尾張五社に名を連ねる
「真清田神社」まで歩くのが基本コースで、途中で屋台を覗いたり踊りの
輪に加わったりして二時間もあれば一通りは見られます。

真清田神社の境内にある服織神社が、おりもの感謝祭の由来であり、萬幡


豊秋津師比賣命(よろずはた とよ あきつし ひめのみこと)が御祭神
として祀られ、一宮七夕まつりの時に、ミス七夕・ミス織物が参列し御衣
奉献祭が斎行されています。

服部という姓の人がいると、服部(ふくべ)と書いて、何故「はっとり」
と読むのかという話が出ることがありますが、もともと機織=はたおりと
という仕事があったために、服を織る仕事=はたおり、その言葉がさらに
短縮されて服部という文字と読み方になったようです。

宜しければ私の地元まで脚をお運びください。

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