ソ連(ソヴィエト連邦)の大統領だったゴルバチョフ氏がソ連を解体して
最後のソ連大統領として歴史に名を残した功績を支えた、ソ連最後の外務
大臣として知られるシェワルナゼ氏が自宅で亡くなりました。

アメリカとEUと対峙していた旧ソ連の崩壊を冷静に収束へと導き、世界
の平和に多大な貢献をして、優れた外交力を評価された後で、祖国である
グルジア共和国の大統領になりましたが、国内向け政策の失敗の影響から
議会を占拠されて退陣するなど、政治家としての名誉と転落を極端な形で
両方とも経験している方で、個人的には立派な政治家の一人であった、と
評価しています。