女優の川島なお美さんが、昨年夏に受診した人間ドッグによって肝臓内の
胆管に出来た腫瘍が発見され、今年1月に東京都内の病院に入院し内視鏡
手術を受け、2月下旬に職場復帰したことを所属事務所が発表しました。

元々は公表するつもりはなかったようですが、写真週刊誌のFLASHが
どのようなルートを使ったのかはわかりませんが、川島なおみさんが肝内
胆管がんで12時間に及ぶ大手術、という内容で記事にしたことで発覚し
所属事務所が追認する形で事実であることが発表されました。

川島さん本人がコメントしているように、医療関係者には守秘義務がある
わけですから医師や看護師が外に漏らさない限り、病名や手術にかかった
時間は分からないはずなんですが、それが写真週刊誌に流れたというのは
信頼が大切な医療機関としては大きな失態ですよね。

医師や看護師以外にも看護助手や食事の配ぜん係など、いろんな仕事の人
がいますし、入院患者やその家族、見舞客など立場もいろいろなので完全
な秘密保持は難しいかと思いますが、わざわざ週刊誌に情報を流すまでは
普通はしませんからね、そういう病院は公表されるべきでしょう。

幸いにして転移は認められないということですし、内視鏡手術で12時間
ということですから、一般の開腹手術で12時間かかるのとは手術の内容
自体に差がありますので、再発の危険性は少ないと思います。

がんが自然に消えていくセルフケア ―毎日の生活で簡単にできる20の実践法
野本 篤志


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