ラテンアメリカの各国をコンサートツアーで回り、行く先々で落書き騒ぎ
とか、女性を買ってホテルに連れ帰り、フロントで女性の入室を断られて
客室内の備品を壊して暴れて出入り禁止になったとか、ロクでもない話題
ばかりが先行しているジャスティン・ビーバーが、今度は自宅で怪しげな
パーティーを開いて騒ぎになりました。

ジャスティン・ビーバーが自宅で開くパーティーでは、秘密保持契約書に
サインをしないと参加できないようで、パーティーに関する秘密は絶対に
守らなければならず、耳にしたこと、目にしたことを口外した場合には、
約5億円の損害賠償が請求されるという秘密の集まりなんだそうです。

そのパーティーで20歳の女性が意識を失ったという通報がありましたが
その後、女性は意識を取り戻したので出動の取り消しが求められたようで
なんたか数年前の芸能界と政治家の息子の不良グループが、女性に薬物を
飲ませて死に至らしめた事件のような話だなと思ってしまいました。

幸いにして女性は意識を取り戻したことになっていますが、パーティーで
起きたことは口外しないという契約をしてから参加しているわけですから
実際には女性は亡くなってしまっていても、誰も話をしなければ謎のまま
ということになってしまう気がしないでもありません。

秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)
吉田 修一 森 絵都 佐藤 正午 有栖川 有栖 小川 洋子 篠田 節子 唯川 恵 堀江 敏幸 北村 薫 ダヴィンチ編集部


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