現在公開中されている、グループホームで暮らす認知症の母親と息子との
日常を描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」で主演した赤木春恵さん
が、「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録に認定され
認定証が贈られました。

ギネス記録の規定では、初主演女優として映画撮影を行った初日が基準と
されているため、現在の年齢は89歳ですが記録上では88歳175日と
いうことになっているようです。

赤木春恵さんといえば、橋田寿賀子のドラマ(個人的には、橋田寿賀子の
描くドラマは好きじゃないので見ないけど)の常連として知られている他
三年B組金八先生の校長役など、記憶に残る役も多い女優なので映画では
初主演というのは、ちょっと意外でした。



映画「ペコロスの母に会いに行く」は原田喜和子、原田知世の姉妹が共演
したことでも話題になっている映画ですが、最近は高齢者をテーマにした
映画が本当に増えてきているように感じます。

現実社会とシンクロさせるとそういう映画が増えて来るというのも何だか
ちょっと寂しい気がしないでもありません。

ペコロスの母に会いに行く
岡野 雄一


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