長良川の上流に位置し、関の孫六というブランドの刃物類が有名な岐阜県
関市で、長良川で獲れるアユを使った「アユてっさ」という料理が新たな
名物料理として提供されています。



切れ味の鋭い関の刃物(剃刀の貝印も関に工場があります。)を使用して
アユをフグの刺し身のように薄切りしたものを、フグと同様に花びら型に
盛りつけるのが特徴なので「アユてっさ」と名付けたようですが、てっさ
という名前は元々、フグ=鉄砲(当たると死ぬから)の刺身という意味で
付けられた名前ですから、ちょっと分かりにくい表現ですよね。

関の名物として続けるのなら、もう少しよく考えてオリジナリティ溢れる
名前を付けた方が良いのではないですか?とは思います。

関市では他にも「アユ丼」という料理が三年前からあるみたいです。
ご飯の上に乗せるアユの調理法が、フライ、甘露煮、煮びたし、漬けなど
各種あって12店が、それぞれに個性を競っているということです。

アユが好きという人は試してみる価値があるかも知れませんね。

アユロード 記者が出会った友釣りびと (アユに魅せられた男たち)
柳沢研二


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