宮城県で震度5強の地震が発生しましたが、二人の方が怪我をした以外は
大きな被害は出ていないようで、まずは不幸中の幸いという感じです。

2011年に発生した東日本大震災の余震とみられるということで前回の
大きな海底のズレが修正されて行く過程の中で起きた地震、ということに
なるわけですが、7月22日に掲載した記事のようにニュージーランドの
周辺で起きた地震のうねりが海底を伝搬して日本近海で地震を起こすかも
知れないという仮説は割と信憑性が高いのかも知れません。
前回の記事:ニュージーランドでM6.5の地震

ニュージーランドで日本人留学生が犠牲になった大きな地震があったのが
2月22日、東日本大震災が起きたのが3月11日でその間は、17日間
ですが、その数日前に大きな地震がありましたから、約二週間後には地震
の影響が到達していたと推定されます。

今年の場合、ニュージーランドの地震は7月21日ですから二週間後だと
8月4日ということになり、17日後だと8月7日になります。

偶然なら偶然で良いのですが、過去の例から計算すると8月7日は大きな
地震に注意して過ごすのに越したことはないと思います。

東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか
木村 政昭


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