小松左京氏の日本沈没というSF小説が大ヒットして映画化され、さらに
テレビドラマ化されて、地震のメカニズムにまで興味を持っていなかった
人たちがマントル対流とかフィリピン海プレートなんて単語を交えながら
会話をするようになったのですから半端ではないブームだったということ
だったと考えて間違いないと思います。



なんでもかんでも昔は良かったと言うのも爺臭いので好きではありません
が、2006年にリメイクされた草なぎ剛と柴崎コウ主演の作品の酷さと比較
すると20億円の製作費をかけたと豪語する映画よりも、30年以上前に制作
されたドラマの方が遥かにしっかりと作られているのが不思議です。