ひこにゃん人気が大爆発した後から、くまモンやバリィさんなど全国的に
有名な地域キャラクター（ゆるキャラ）で人気を集めることが地域振興の
ビジネスモデルのようになり、地域に根差した素朴なキャラクターという
目線ではなく、どれだけお金を稼げるかの視点で、ゆるキャラを研究する
経済団体もあるようですが、個人的にはそれは邪道だと思います。
という話はともかくとして、今もっとも人気があると注目されているのは
千葉県船橋市の非公認キャラクターである「ふなっしー」です。
船橋と船橋名産の梨を掛け合わせた安直なネーミングですが、地元キャラ
としては、とても分かりやすい名付け方で、梨の妖精という設定も名産品
に特化している点で、船橋を代表するキャラクターとして、地元の人にも
好感度が高いのではないかと思います。
元々、ツィッターからデビューしたこともあり、フォロワー数は約１４万
６千人と千葉県の公式キャラである「チーバくん」の約５万７千人を超え
千葉を代表するキャラクターに成長しつつあります。
大手のデザイン会社や広告会社に莫大な経費を使わなくても、地道に活動
を続けて特徴的なデザインやしっかりとしたコンセプトを貫けば、現実の
世界でも人気を得られることを証明して見せたフナッシーに触発されて、
日本全国から地域キャラが出て来ると地域振興の面や、隠れた人材の発掘
という面で、日本の将来が明るくなるように思います。
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