現在発売されている光文社の写真週刊誌「FLASH」でミュージシャン
のGACKTが、約一年半前にキャバクラ嬢を連れ出し、車の中や自宅で
暴行・性的行為を強要した上、謝罪を要求した女性に対して応じなかった
という理由で警察に被害届を提出したという一連の話が掲載されました。

報道された内容についてGACKT側は事実を否定し「表現をされた様な
暴行をふるった事実は存在せず、」「被害者とする女性の言動も事実では
ない」として、発売元の光文社を名誉毀損で訴える準備を進め、被害者と
されている女性についても法的措置を含めて対応を検討中とのことです。

一部の表現では第二の押尾学事件(女性に危険な違法薬物を飲ませて死に
至らしめた)ともされていますが、警察が介入して捜査が行われていると
いう報道はなく、事実関係が霧の中の状態で加害者とされる側を一方的に
批判することは適切ではないと現時点では感じています。

GACKT側のコメントとして今回の報道について「発想が奇抜というか
…よくもまあそこまで話作れるよな…内容はまるでエロ官能小説タッチ」
とあくまでも作り話であることを強調していますが、被害者とされる女性
にはメディアを使って発信する手段はありませんから、加害者側の一方的
な主張は「声の大きい方が勝ち」といった誤った判断に結び付く危険性も
あるので、現時点ではどちらが真実を述べているかを判断する材料はない
というのが実際のところだと思います。

ただ、芸能人の闇パーティー(実際にあるかは不明ですが…)という話が
出ると必ず参加者として名前が出るのがGACKTというのもまた事実で
火のないところに煙は立たず、を逆に見た場合、煙の話が頻繁に出る人が
火元であるというように見てしまうのは仕方ないかと思います。

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