活動だったパフォーマンスグループ「電撃ネットワーク」のリーダー南部虎弾
(なんぶとらた)さんが、脳卒中のため急逝しました、72歳でした。
去年から亡くなる人が多すぎて、残念症候群状態です。
海外では「TOKYO SHOCK BOYS」として知られていて、サソリを使った芸や
ビール缶を頭に付けて、缶からグラスに注いだり、クラッカー(スナックでは
なく火薬を使って中から紙テープとかが出る)を口の中に向けて発射するなど
体を張った芸で人気のグループでした。
女性を高級ホテルのスイートルームに軟禁して、性犯罪を続けていた素行不良
な大物(個人的には以前から大嫌いな芸風なので大物なんて思ったことは無い
ですが)の素人や新人タレント、女性タレントに悪態をついたり、性的で陰湿
な絡みをしたりしてニヤニヤ笑っているような芸(あれは芸ではなく公開虐め
でしかないです)を弄りと称して放送する、日本の放送局の低俗さにも呆れて
テレビ自体を家から無くしているぐらいなんですが、自身の身体を痛めつけて
笑いを取る電撃ネットワークはYouTubeなどで見ていました。
約10年前に、司会進行を務めていた三五十五さんが肺がんのために療養に入り
2015年に亡くなった時も残念な思いをしたわけですが、過激なパフォーマンス
で全身を酷使していた南部虎弾さんが亡くなったのもまた残念です。
2017年に糖尿病(三五十五さんが肺がんに罹患したことを発表した少し前に
診断されていたようですが公表はされていませんでした)のために自宅で倒れ
心不全のため心臓手術を受けて療養、さらに2019年には腎機能の低下のため
奥さんから提供された腎臓で生体腎移植を受けるなど、パフォーマンス自体で
身体を酷使していた他、海外を含む公演による疲労などもあり、近年は体調が
あまり良くなかったようではありますが、72歳は早過ぎます。
ご冥福をお祈りします。