全州韓屋村から30分ぐらい歩いて、少し高台にある滋満壁画村に着きました。
ここは朝鮮戦争の時に、疎開してきた避難民が住むようになって村が出来たと
いう話があり、昔はタルトンネ「月の町」と呼ばれる貧民街でした。


「月の町」を象徴するような壁画もありました。

「月の町」という意味は、月に届くほど高いところ=急斜面の山の土地を不法
占拠して定住する場所のない人が住むところという意味で、タルトンネという
言葉自体が良い意味ではない比喩の言葉で、朝鮮戦争終結後から漢江の奇跡と
呼ばれた韓国の高度成長までの間は、国内各地に点在していたようです。