じゃがいもと聞くと、北海道のイメージがありますが、北海道はまだ寒いので
今頃の時期にお店に出てくるのは長崎産が主になっていますね。
最近では馬鈴薯という名前はポピュラーではなくなりましたが、子どもの頃に
近所の八百屋さんに売られていたじゃがいもは、段ボールの切れ端に馬鈴薯と
書かれて売られていました。八百屋さんの後継者がいなくて店を畳んで、少し
離れた場所に、ピアゴ(ユニーグループの食品スーパー)がオープンした頃に
馬鈴薯はじゃがいもになりました。
旬の初めの頃は長崎産が多いのですが、作付け面積では圧倒的な差があるので
これから北海道産がメインになってきます。さて、旬の食材であるじゃがいも
をどのように選べば美味しいじゃがいもを見つけられるのか?なんですが全体
にツルンとしていて表面にデコボコの少ないものを選ぶのがポイントです。
一般的にじゃがいものようなタイプだと陰に日向に噂されるような男性の場合
デコボコな造形の人が多いような印象がありますが、じゃがいもはデリケート
な野菜なので、土の中に余計な肥料や農薬が混ざっていると、真っ直ぐに育つ
こともなく、デコボコな形になったりします。
ですから、健康に育てられたじゃがいもはデコボコが少なく、丸っこくきれい
な曲線を描いた形になります。愛情を持って育てないと人間でも捻くれること
があるぐらいですから、じゃがいもも丸い形のものは食べる人の体にも優しい
良い生育環境で育ったものだと言えます。
後、時々見かけますが、芋の端の方が緑色になっているものがありますよね。
じゃがいもの芽は食べると毒性があるというのは、多くの方がご存知の通りの
ことなんですが、芽だけではなく芋の緑色の部分も生育状況下で、芋が土から
露出してしまった部分なので、芽の部分と同じくソラニンという青酸性の物質
が生成されていますから緑色の部分も切り落とすようにして下さい。
これらの処理をしたじゃがいもはビタミンCの豊富な健康食品として多種多様
な料理に使うことが出来る素材として重宝しますが、特に簡単で美味しい料理
として、YouTubeで紹介されているフライドポテトがあります。
これから暑くなってビールとか美味しく感じる季節になりますよね。
材料費が安くて簡単に出来る上に美味しい、じゃがいも料理を覚えましょう。