朝から30℃を超える熱波のような夏の暑さから少しでも避難できれば良いなと
いう感じでしたが、やっぱり高原と言うだけに涼しいとまでは感じないものの
木陰に入れば風が爽やかな感じで、ほんのひと時の避暑を感じてきました。
20年の月日の流れはやはり大きなもので、以前の記憶にある、素朴ないかにも
牧歌的な風景ではなく、もっと洗練された観光牧場という感じに進化していた
わけですが、前にはいなかったアルパカが仲間入りしていて、やはりモコモコ
した動物は見ていて癒されますね。
それと昔行った時にはオグリキャップのオーナーの小栗さんが所有する競走馬
のオグリボッカという馬(笠松競馬場でデビューしましたが、JRAのレースに
出るほどの強い馬ではありませんでした)がいましたが、今回は昨年急逝した
ディープインパクトの仔のエタンダールくんがいました。
青草を食べるのに忙しくてカメラ目線はありませんでした。
父ディープインパクト、母の父はモンジュー(凱旋門賞優勝馬)という血統で
生産牧場は大樹ファームですから、GⅠを一つぐらい勝っていたら社台SSには
行かなかったかも知れませんが、どこかのスタリオンセンターで種牡馬として
活躍しているレベルのエリートです。
逆に北海道の牧場ではディープインパクトの仔を間近で見て触れるなんてこと
は滅多に出来ることではありません、気品のあるディープインパクトの直仔に
触れることが出来るというだけで牧歌の里に行く意味があると思います。
3周1,500円の引き馬(土・日・祝限定)も出来ます。
それと以前にはいなかったように記憶しているサフォーク種の羊(モコモコと
した一般的な羊ではなく「羊のショーン」のモデルになっている黒い顔と手足
の羊)がたくさん放牧されていて、自由に触れることが出来ます。
5月生まれのジャージー牛の太郎丸くん
7月生まれのジャージー牛のななちゃん
夏なので花畑はあまり華やかではありませんでしたが、駐車場もほぼ満車状態
で空気のきれいなところへお出かけしようと考える人は一緒みたいです。
入場料は1,200円(中で引き馬とか体験乗馬、マスのつかみ取りなどをしたら
別途お金がかかります)で一日、のんびりできるのでお勧めです。
ジャージーミルクの二層プリンを買ってきましたが、とても美味しいです。
お値段も高いのですが、たまには贅沢もしないとメリハリは大事です。
牧歌の里・2020年夏
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