次に出てきたのがサンナクチ。
手長ダコの刺身というか、活き造りというか、活きたタコの足を5センチ程の
長さにブツ切りにしたもので、釜山名物の一つです。
画像では動いている様子はわかりませんが、お皿から出てしまうぐらいの勢い
でクニョクニョと動いているのをゴマ油と塩を混ぜたタレに付けて食べます。
タレに付けても動いているので、一部ブレています。
舌先や頬の内側に吸盤がくっついて離す時にはちょっと痛いぐらいの力があり
飲み込むときに喉につくとやっかいなので、よく噛んで下さいと言われます。
ただ、口の中で動くだけではなくて味もあって美味しいので、一皿で千円位に
なりますが、チャガルチ市場でなにかを食べる時には必ず注文します。
次に焼魚が来ましたが、まだチゲは煮立っていません。
焼魚の種類はお任せにしたので、サバが来るかと思っていましたが、カレイが
登場しました。(骨から外しやすいのでカレイで良かったです)
カレイの焼魚は身離れが良く、魚を食べるのが下手な私でも骨以外を残さずに
食べることが出来ました。(玉ねぎの入ったタレも美味しかったです)
タコの刺身を食べて、焼魚を骨から外した頃にチゲも煮立ってきて、焼魚定食
が一通りそろったところで、アワビのお粥が来ました。
あまりはっきりと金額を覚えていないのですが焼魚が700円で、ご飯が100円
チゲはサービスで付けてもらって、アワビのお粥が1,500円だったかな?
焼魚定食で2,000円のセットにしてもらうよりも、好きなものを選んで定食に
仕立ててもらう方が値段は高くなりますが、いろいろ食べられて良いです。
隣のテーブルではあのコムジャンオを焼いていました。
アルミホイルの上で、赤いタレに絡まった赤い肉片がウニョウニョと動きつつ
焼かれているのは、なかなか無残な感じはしましたが焼きあがっていくにつれ
プリプリとした感じで美味しそうに見えました。
※盗撮になっちゃうので写真は撮っていません。
四人家族の地元韓国の人達が食べていましたが、あまり慣れた感じはなかった
ので韓国のどこかから釜山に観光に来て、昼食にはあの有名なコムジャンオを
食べてみようかなという感じだったのかも知れません。
食事を終えてお店から出ると、お店に入る前よりも人が増えていて、昼食時に
なっていたので、食事のできるお店を覗きながら歩いている感じでした。
なお、食事をしたのはチャガルチ市場でも建物の中ではなく場外です。
チャガルチ市場の建物の中にもかなりの軒数のお店が入っていますが、食事の
料金は場外よりも高めになっています。
チャガルチ市場の建物はこちらになります。
ガイドブックなどでは一階で材料を選んで、二階で料理をしてもらうと書いて
ありますが、一階と二階は別店舗なので(提携はしていますが)調理代として
別請求になりますので、その分高くなります。
場外でお気に入りの場所を見つけたら、そこで食べることをお勧めします。
食事を終えて外に出て、もう少し市場の様子を見ることにしました。
2019年の最後は慶州・釜山の旅 -14
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