しばらく見ていると若い女性の販売員が説明しに来るので、遠目で見るぐらい
しか出来ませんでしたが、ちょっと年配のカップルの女性が熱心に話を聞いて
男性におねだりして買ってもらっていたので、意外に売れるかも知れません。
「今日は私、空いてるの」というタイトルです。
こういう像を見て、どこまで妄想出来るかも一つの想像力なのでしょう。
この像のタイトルは「お願い、お水をちょうだい」
タイトルは韓国語、英語、日本語(中国語はない)で表記されていて、訪問者
には日本人も少なくないということがわかるわけです。
こういう像はイマジネーションだけで作られているのか、モデルがいるのかと
いうことを思ったりするわけですが、どうなんでしょうね。
絵だけならイメージで描けそうですが、立体(3D)の像をイマジネーション
で作れるというのは、それはそれで才能だと思いませんか?
正面からも写真を撮りましたが、リアルすぎるので掲載しません。
上半身の部分を撮らなかったのではなく、元々がこういう像です。
タイトルは「愛のテーブル」股間にぶら下がっているのが妙にリアルです。
犬も登場しますが、どうして後ろを向いているかというと…。
後ろで飼い主もラブラブ状態ですということです。
二つの像がセットで一つの作品ということになっているわけです。
古風な石の像もあって、明らかに作者は違いますね。
これはベンチの隣に座って、胸に手を伸ばして写真を撮れるようになっている
わけですが、これを一人でやって自撮りしていたら確実に寂しい人みたいだな
ということで、それはやりませんでした。
カップルとかグループで来たらノリでやっちゃう人はいると思います。
正常位というタイトルで、足の間に入って写真を撮るコーナーです。
自撮りなんかしていたらベンチに座る女性以上に残念な人みたいですが、この
写真は割と見るので、やっている人は多そうです。
ここがグループの方の人気スポットで、この先頭の女性の後ろに並んで座って
写真を撮るのが、ここにきた記念写真のお約束みたいです。
豚さんカップルがキスをして、あんなこととか、こんなことをしている様子が
連続して造られています。豚さんの表情が素敵です。
ちなみに実物の豚さんは15センチぐらいの小さな物です。
この股間を抜けた向こう側には、愛知県小牧市の田県神社に祀られている珍宝
のバリエーションがいろいろと取り揃えられています。
女性は大きいほど喜ぶという誤解はどれだけ時代が変わっても伝承されるのが
不思議と言えば不思議なんですが、大きな珍宝をエッサエッサとみんなで運ぶ
お祭りみたいなのは日本だけでなく世界各地でありますからね。
エロとか猥褻を超えた一種の信仰のようなものなのでしょう。
子種の元であり、子孫繁栄は五穀豊穣と共に民族が未来永劫繁栄するためには
欠かせないものという考えがあるのでしょうが、それを言うなら女性の存在が
なければ絶対に子孫は残せないにも関わらず、女性器は絶対的に猥褻物として
リアルな描写は許されないというのは形を変えた女性蔑視ではないか?という
見方は正しいように思っています。そんなこともちょっと考えたりする施設と
いうことで、愛がテーマというのも嘘ではないな。
最後は性に貪欲になった奥さんに責められている夫です。
男性の性欲のピークは20代半ばであるのに対して、女性の場合にはピークは
30代後半以降とされていますから現実としてこんなこともあるのでしょう。
表向きはあまり話題に出ませんがセックスレスという現象の原因の一つは性欲
のアンマッチとされていますから、なかなか鋭い描写だと思います。
責められている男性の股間のモノがリアルなので看板で隠しましたが、この像
のタイトルは「私、まだイッテないわ」です。
最後の最後に女性が唐辛子を洗っている像で終わりです。
唐辛子(コチュ)は韓国の俗語で、男性のモノを表現しているとのことなので
日頃、偉そうにしていても所詮は女性の掌の中なんだよという意味かな?
ということで、ラブランド編は終了です。
台風の風はあまり変化はありませんでしたが、予約変更した飛行機まで欠航に
なってはどうしようもありませんからね、空港へと向かってもらいました。
済州島の約半日観光を手際よく案内してくれたキムさんは、日本から指名予約
の入る模範タクシーのドライバーです。ほとんどが日本からの予約で、たまに
中国のお客さんを案内することもあるので現在、中国語を勉強中だそうです。
料金は1日(基本8時間)14,000円 両替しなくても円で支払えます。
連絡先を知りたい場合はメールで連絡してください。
suzuran@momokuma.net
キムさんから宣伝を頼まれたわけではないので、必要な人にだけ必要な情報と
して情報提供するようにしたいと思います。
ということで、済州国際空港到着後から話は続きます。
雨に降られた済州島・釜山旅 ラブランド編-2
- トラベル