個人的にアイルトン・セナが大きな事故に遭うはずがない、もしも多重事故に
巻き込まれたとしてもセナが死ぬことはないと信じていたので、事故の映像を
見て車から運び出されても動かないセナを見て、セナが搬送された後に残った
血だまりを見て亡くなったことを知った時は涙が止まりませんでした。
威張ることではありませんが知人が死んでも滅多に泣くことのない私が全くの
他人(憧れの存在であっても会ったこともない人ですから)が亡くなって涙が
出たのは自分自身でも驚きでした。
そんな衝撃の事故から25年、英国人アーティストのポール・オズという人が
8か月の歳月をかけて160kgの重量のあるアイルトン・セナのブロンズ像を
制作して英国・バーミンガムで開催中の「Autosport International show」で
展示されています。
一般的な偉人の胸像ではなく、ドライビングポジションでコックピットに座り
レースを戦っている躍動感あるブロンズ像で、日本で展示されても話題になる
のは間違いないという感じかします。
セナが亡くなった時の死に装束になってしまった感のあるウィリアムズルノー
のレーシングスーツではなく、アイルトン・セナが一番強かった時のマルボロ
マクラーレン/ホンダのレーシングスーツ姿というのが個人的には良いです。
今年も間もなくF1のテストが始まり、3月にはシーズンが開幕します。
一昨年までの要求ばかりのマクラーレンとの関係が終わり、去年から協業する
トロロッソ、そして今年はレッドブルと優勝を現実化するための協業が始まる
ホンダの躍進が叶うかという開幕ですからね、セナも助けてくれないかな。
没後25年を迎えるアイルトン・セナ
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