通夜・告別式は遺族の意向により親族のみで執り行われ、一つの区切りを
つけた段階での発表になったようです。
今年は「ちびまる子ちゃん」の中でも、よく登場していた西城秀樹さんが
亡くなって昭和の芸能界の一角が崩れた感がありましたが、その秀樹さん
が亡くなった日が、秀樹さんを大好きだった、まる子のお姉ちゃんの声優
だった水谷優子さんの命日の前日だったことから、ある種の縁があったと
言われましたが、作者のさくらももこさんも西城秀樹さんの亡くなった年
のお盆に亡くなるというのもまた、何かの縁かも知れません。
水谷優子さんが亡くなったのは、さくらももこさんと同じく乳がんだった
上に年齢も51歳(2016年に亡くなっていますから、今年に53歳で
亡くなったさくらももこさんとは同級生になります)ということで、人の
縁はずっと関係し続ける不思議な何かがあるのでしょうね。
アニメの「ちびまる子ちゃん」は作者のさくらももこさんが亡くなっても
放映を続けるようですが、さくらももこさんが昭和時代を面白く書き綴る
エッセイを読めなくなるのは寂しいです。
有名人の方が亡くなる年齢が徐々に近づいてきて、あまり他人事ではない
感じになってきたなと思っているところなんですが、いきなり年下の人が
亡くなるという現実が来たことで、寂しさの感情が倍増するものですね。
諸行無常(この現実の世界のあらゆる事物は,種々の直接的・間接的原因
や条件によってつくりだされたもので,絶えず変化し続け,決して永遠の
ものではないということ)という言葉が身に沁みます。
さくらももこさん・乳がんで死去
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