もう30年になるんだ…と、当時20代前半だった私にはそんなに長さを
感じない石原裕次郎さんの没後30年の節目の年ということになります。

さすがに「嵐を呼ぶ男」や「夜霧よ今夜もありがとう」などの映画は私が
子供の頃以前の作品なので見ていませんが、やはり私にとっての裕次郎は
大都会であり、太陽にほえろ、そして西部警察の木暮課長です・

最近の刑事ドラマや映画では「踊る大捜査線」のように幹部警察官が指揮
を執り拳銃の撃ち合いや、犯人を殴ったり蹴ったりする格闘の場面は極端
に少なくて、社会ドラマとしては面白い作品なのは認めますが、極悪人を
その場で射殺したり、周囲の車を巻き込みながらのカーチェイスなど現実
にはありえないような捜査を描いたドラマは面白かったです。