年々、安全性が向上して死亡事故が減っているはずのモータースポーツの
世界ですが、F1では昨年ジュール・ビアンキが鈴鹿サーキットの事故で
亡くなり、インディカーレースでも昨年ジャスティン・ウィルソンが前方
で事故を起こした車の破片が頭部を直撃して死亡しています。



オートバイのレースでは、2011年にMotoGPのマレーシアGPで
マルコ・シモンチェリ選手(サンカルロ・ホンダ・グレッシーニチーム)
がコースアウトした後で、再びコースに戻ったところで後続のライダーと
激突して亡くなっていますが、今度は6月3日、世界ロードレース選手権
のMoto2クラスの第七戦・スペインのカタルーニャGPのフリー走行
の際にSAGチームのスペイン人ライダー、ルイス・サロム選手がコース
を外れてバリアに激突して亡くなりました。