1970-80年代のフォークソングが流行した頃、「夕暮れ時はさびしそう」
や「冬の花火はおもいで花火」「赤い糸の伝説」等など、叙情派フォーク
の代表的存在と言われていたNSPのリーダー天野滋さん(享年52歳)が
癌を原因とする脳内出血のため亡くなって10年が経ちました。

まだまだ年齢的には井上陽水や吉田拓郎、南こうせつ達の世代よりも若い
わけですから、やはり早すぎる死という感覚が今でもあります。

NSPとして精力的に活動していた頃にも何度か入院したりして、身体が
弱いのが悔しいみたいな発言をしていたこともあったので、なかなか自由
に思い通りの創作活動が出来なかった部分もあるかと思いますが、多くの
ヒット曲と共に、記憶に残る楽曲を多く遺した人でもあると思います。