まだ引退して約10年の元大関・貴ノ浪(現・音羽山親方)が急性心不全
のため、43歳の若さで急死したことが報道されています。

青森県三沢市出身ながら、現在は名古屋市在住ということで葬儀・告別式
は名古屋で執り行われるようです。

亡くなったのは旅先の大阪のホテルで倒れているところを発見され、救急
搬送されたものの急性心不全のため救命できなかったようです。

現在はプロレスラーに転身している曙や引退した武蔵丸、魁皇などと同じ
時期に大関を務めて、負け越しによる大関陥落も経験していますが陥落後
も幕内力士として土俵に上がり、形ばかりの散り際の良さではなく挫折を
乗り越える勇気と覚悟を自らの活躍で知らしめた人でした。



過去にも、心臓の持病によって生死の境をさまよったことがあったようで
心配はされていたみたいですが、そうは言っても40代で突然死ぬなんて
あまりイメージは出来ませんから、突然の訃報に驚きました。

音羽山親方のご冥福をお祈りします。

大相撲の見かた (平凡社新書)
桑森真介


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