作詞家のちあき哲也さん(本名:小林千明さん)が肝門部胆管がんのため
都内の病院で亡くなりました。



庄野真代の「飛んでイスタンブール」や少年隊の「仮面舞踏会」矢沢永吉
の「YES MY LOVE」、松崎しげるの「黄色い麦わら帽子」など、
独特の世界観で、情景が思い浮かぶような詩が特徴でした。







3月10日に入院してから、闘病しながら最後の作品となるであろう詞を
書くことに意欲を燃やしていたとのことですが、二か月後に急変し5月の
10日に亡くなり、14日には葬儀・告別式も済ませたようです。

遺作は昨年発売された「Thank~さらば、よき友~」になりました。



昭和の作詞家がまた一人逝ってしまい、とても残念です。

作詞入門―阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)
阿久 悠


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