税金から支払われた政務調査費で、支持者を観劇に連れて行ったり群馬県
特産の下仁田ネギを配ったりして経済産業大臣を辞任した小渕優子前議員
の後援会事務所に、今回の衆議院議員選挙への立候補を取り消さなければ
射殺するという脅迫文が届きました。

脅迫文の内容は、「私は閻魔大王である。小渕優子が今回の選挙立候補を
取り消さなければ射殺する」と、した上で「弾丸1発でお前を地獄へ招待
するから楽しみにしておれ」などと書かれていたようです。

父親が亡くなった後を継いで議員になり、特に何もしていないのに大臣に
任命されたりして自民党の中でも特別扱いされている小渕優子という人に
対して、個人的には政治家としては必要ないとは思いますが、脅迫をして
選挙に出させないというのには賛同出来かねます。

脅迫文を送ったところで、警護のSPを付けて選挙には出るでしょうから
本来なら必要のない税金が余計に使われることになりますし、今回は選挙
は止めた方が良いのでは?と思っていた人たちが殺される覚悟で出た以上
落とすわけにはいかんと逆に得票数が伸びるようなことになりそうな気が
するので、もしかしたら隠れ支持者が支持票固めのために仕組んだのでは
という気がしないでもありません。

脅迫文の文面にリアリティを感じないので、本気だとも思えません。

誰も言わない政党助成金の闇 「政治とカネ」の本質に迫る
上脇博之


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