JR新横浜駅で、停車中の新幹線の最後尾車両から男が屋根までよじ登り
架線に触れて感電、着衣が燃えて全身火傷を負いましたが駅員が消火器で
炎を消しとめた後で病院に運ばれ、意識はあるようです。



午前五時半の早朝に起きた事件なので、午後には通常ダイヤに戻りました
が朝に移動を考えていた人達は、最大で60分の遅れになったようなので
かなりの迷惑を被ったことになります。

現時点で事情聴取が行われているかどうかはわかりませんので、この男が
屋根に上って何がしたかったのかは不明ですが、年齢は25歳で入場券で
改札を通り、発車準備中の午前6時発の新横浜発広島行きの「ひかり」の
屋根によじ登ったもので、目撃者は爆発音を聞いて閃光が見えたと話して
いるので、架線に触れて感電した瞬間の衝撃(電圧は2万5千ボルト)は
かなりのものだったはずです。

目的が何であったにしても、全く何の関係もない新幹線を利用する乗客に
大きな迷惑をかけたことは間違いないのですから、書類送検などの簡素な
扱いではなく懲役刑を念頭に正式に起訴するべき案件だと思います。

東海道新幹線50年の軌跡 (キャンブックス)
須田 寬 福原 俊一


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