大阪・浪商高校在学時に牛島投手とバッテリーを組んで活躍したドカベン
こと香川伸行さんが死去しました。
年齢は私より一つ年上ですが、高校三年の修学旅行の時に、香川県高松市
の栗林公園に行った時に、駐車場で私が乗っていたバスの隣に浪商高校の
バスが止まった時には目つきの悪い方々が、一斉に私達の方に剃りこみを
見せつけるように睨みつけてきたので、何とまあガラの悪い学校ですこと
と思いましたので、高校時代は同じような感じだったと想像します。
水島新司さんの「ドカベン」の山田太郎のような体型でホームランを量産
していたことから漫画の主人公と同じ、ドカベンと呼ばれていましたが、
地元の南海ホークス以外の球団からは太り過ぎで、プロ野球選手としては
リスクが大き過ぎると敬遠され、ドラフト二位で南海に入団しました。
中日ドラゴンズに入団した牛島投手(その後ロッテに移籍)が選手時代も
体重が増え続ける香川捕手を心配する発言をしていましたが、香川捕手は
ほっといてくれ、みたいな対応だったので、あまり仲が良いとは言えない
雰囲気は感じていました。
プロ野球入団後、香川捕手のところに来るファンは高齢者と子供ばかりで
あったのに対して、牛島投手には若い女性が列を作ったことが面白くない
というような話が出ていたこともありました。(真贋は不明)
体重が増えてしゃがむのが辛いということで、三塁手としてコンバートを
試されていますが、南海から福岡ダイエーホークスに変わったシーズンの
終わりに戦力外通告を受けて引退しています。
10年ほど前に腎不全を発症して入院・療養、その後は週三回の人工透析
をしながら生活をしていたようですが心筋梗塞を発症したりして体調不調
が続いていたようで、心筋梗塞により亡くなりました。
年齢的にどう考えても早すぎる死ですが、二度の離婚、三度の結婚をした
波瀾万丈の人生を太く短く生きたということでしょうか。
香川伸行さんのご冥福をお祈りします。