新聞社の記者は、ジャーナリストとして社会悪を糾弾し、弱い者を助けて
権力の乱用や暴力による解決を厳しく断罪することを旨とする職業である
と思っていましたが、交際中の女性に暴力をふるい、怪我をさせて警察に
逮捕されるような新聞記者がいるのに驚きました。

逮捕されたのは、産経新聞神戸総局の記者の森勇人容疑者で傷害の疑いで
兵庫県西宮警察署に逮捕されましたが「女性が暴れたのを抑えただけ」と
容疑を否認しているようです。

警察の発表では神戸市の自宅で、交際していた西宮市の女性会社員の顔を
ひざ蹴りするなどして軽傷を負わせた疑いがあるだけでなく、女性の相談
では、森容疑者に暴力をふるわれているという表現をしているようなので
日常的にDVをしていたのかも知れないという疑念があります。

この記者がどんな記事を書いていたかが気になります。

読売や朝日、毎日などは自社の記者が問題を起こした時でも正直に報道を
しますが、産経新聞社では記事になっていません、不思議ですね。

「死」の教科書―なぜ人を殺してはいけないか (扶桑社新書 20)
産経新聞大阪社会部


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