代表作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、若手俳優として
前途洋々だったマイケル・J・フォックスが30歳にしてパーキンソン病
を発症し、俳優業から遠ざかって13年が経ちました。



パーキンソン病は、主に40歳から50歳以降に発症する原因不明の神経
変性疾患で、割とよく知られる神経伝達物質の一つである、ドーパミンが
減少することで起こると推測されています。(特定はされていません。)

日本での罹患率は、人口1000人当たりに約1人の割合だとされていて
一億二千万人が住む日本全体では、10万人以上の患者さんがいると推定
されていて、公費治療が有効な難病に指定されています。

以前は薬物療法しかありませんでしたが、脳手術をして脳深部刺激治療と
いう方法が有効だとされて保険適用となり、治療の術の無い難病から完治
の可能性がゼロではない病気になって、マイケル・J・フォックスの病状
も改善したのであれば嬉しいことです。

13年目の主演作品は自らの体験を生かし、パーキンソン病でキャスター
を降板した主人公を演じるとのことで番組は9月から三大ネットワークの
NBCテレビで放映される予定になっています。

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