厚生労働大臣だった時に「女性は子どもを産む機械」だと発言して大臣の
職を剥奪された日本維新の会の妄言政治家・中山成彬が再び、特定の国を
根拠もなく批判する問題発言をしています。

発言のレベルの低さは西村眞吾と大差ありませんが、公衆の面前ではなく
新聞社とのインタビューの中で出たことなので、政党としての処分はない
ようですが、そんなに長くもない将来にまた問題を起こすことでしょう。

それはともかくとして、女性は子どもを産む機械だと女性の活用(意味は
違いますが。)を声高に宣言した本人が、橋下市長の一連の発言に対して
「女性を活用という発言は本当に耐えられない。私はそういうこと大嫌い
だ」と言ったのは笑止千万です。

さらに「僕は橋下さんと会ったことも話したこともない。」と言いますが
日本維新の会は、選挙前に橋下市長と面談をして、基本政策と主義主張が
一致する人のみ候補者にしたはずじゃなかったのでしょうか?

党首と会ったこともない話したこともない一介の議員が、党首を批判した
上で、いくら年齢的には年下であろうが「類いまれな発信力だけど、もう
少し勉強してほしい。日本を背負って立つ政治家になるには一皮も二皮も
むけないといけない」と説教をするのもどうかと思います。

少なくとも問題発言しかな出来ない中山成彬が、他人に説教する権限など
あるわけがありません。

ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 (宝島社新書)
やまもと いちろう 中川 淳一郎 安田 浩一


by G-Tools