ドアーズの元メンバーが死去

ジム･モリソンのカリスマ性で伝説のロックバンドとして知られるドアーズ
のキーボード担当だった、レイ・マンザレクさんが胆管がんのためドイツ
の病院で死去しました。

ドアーズは１８世紀の詩人が遺した詩の一部「知覚の書」からグループ名
を付けたという話からも想像できるように、難解な詩と耽美的なステージ
演奏中に下半身を露出して逮捕されたり、過激な言動で問題を引き起こす
など、社会常識から隔絶したスタイルのまま、ジム・モリソンの突然死に
よって事実上のバンド活動の終焉を迎えました。

フランシス・コッポラ監督の「地獄の黙示録」のベトコン掃討作戦の場面
で、ドアーズの「ジ・エンド」がＢＧＭとして採用され、映画上映当時は
すでにジム・モリソンは故人、ドアーズは解散状態だったもののドアーズ
の見直しが行なわれたのは、この時期だったように思います。

致死量のヘロインを打って亡くなったジム・モリソンは、寿命を全うして
天界に召されたレイ・マンザレクさんをどんな顔で迎えたとでしょうね。







私が子どもの頃のバンドなので「地獄の黙示録」で存在を知り、それ以降
にアルバムを買っていましたからリアルタイムではほとんど知りませんが
「ハートに火をつけて」など、好きな曲はいくつかあります。

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